最近読んでいるさる方のブログにて見つけた記事です。
ロンドンオリンピックに出場が決定していたある選手が、ドーピング検査で陽性反応。
結果2年間の選手資格をはく奪された。
その選手は肉体強化のために海外サプリメントを多数服用していたため、それに含まれていた
何かが検査に引っ掛かったのだという。
その方は何故このようなことが繰り返し引き起こされるのだろうと嘆くとともに、
少し古い情報だが、と断って次のような記事を載せています。
http://www.edb.utexas.edu/ssn/SN_Papers ... lement.pdf
これによるとIOCが3年に渡り、各国のサプリメントを調べたところ、平均して実に20%の割合で
'steroid-like' chemicalsが含まれているのがわかった、
そしてそれらは筋肉増強のために何ら役立つものではない、とのこと。
私自身はあまりサプリメントをとる人間ではないのですが、それでもプロテインぐらいは飲んでいます。
この記事によると調査対象となったサプリの中にはプロテインも含まれているということで、驚いています。
今まで、この掲示板やその関連ブログで、サプリメントは特に摂取する必要はないという内容の文章を
目にすることはあったのですが、それは単に期待するほどの効果を得ることができないからというのが
理由だと思っていました。
また、アメリカなどのサプリメント大国においては、厳しい審査基準が設けられているので
それをクリアしてきた製品はむしろ安心とさえ思っていました。
(アメリカなどではステロイドが広く出回っているのは知っていますが、それはこういう一般のサプリメントとは
別のルートでの流通と思っていたので)
そのアメリカでさえ18.8%の数字が出ています。
ジムでも多くのトレーニーが、いろいろなサプリを摂取しているのを見かけますが、こんな記事を読むと
いささか心配になってしまいます。