部分痩せに関する勘違い

[OneH]

kaeさんのブログでコメントしたのですが、せっかくなので掲示板の方にも投稿します。
http://senkae.jugem.jp/?eid=455

部分痩せが可能だと思っている人にありがちな考えに、「体のある部分を動かすとその部分の脂肪を燃焼できる」、あるいは言い換えると、「筋肉を動かすとその上に付いている皮下脂肪を直接エネルギーとして利用できる」というのがありますが、それは間違いです、という話です。

筋肉と皮下脂肪では血流のルートが別れているため、分解された脂肪をそのすぐ近くにある筋肉が直接使うことはできません。要するに、脂肪が分解されたら、その先は血中に乗って心臓に到達します。分解された脂肪は心臓から全身へとリリースされます。筋肉と皮下脂肪では血液の循環が異なるため、皮下脂肪からリリースされた脂肪を特定の筋肉に対して直接届けることはからだの仕組みとしてできないようになっています。

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これで話は終わりなのですが、ついでに、運動により部分痩せが可能だという主張の根拠として使われることがある研究があるのですが、その研究の Lyle McDonald によるレビューをリンクします。要約としては、部分痩せのための努力は無駄だ、という内容です。

Are Blood Flow and Lipolysis in Subcutaneous Adipose Tissue Influenced by Contractions in Adjacent Muscle in Humans -- Research Review
http://www.bodyrecomposition.com/resear ... eview.html

[kae]

OneHさん、スレ立て、ありがとうございます。

これはブログのコメ欄ではもったいないと思ってました。
（ほかのやりとりは、ちょっと恥ずかしいですがまあいいや）

せっかくのリンクは英語力の乏しさであまり理解できませんでしたが
OneHさんの要約から想像してみました。

通っているジムでも大会を控えた選手の
トレーニング内容が変わってきています。

ウェイトスタックのレッグプレスで全スタック２０レップずつ
やって、低血糖でフラフラしてる人などは、毎年
こうやって最後の脂肪を落としきると。

これと、以前OneHさんのブログにあった、
脂肪細胞に一旦水として溜まったものが、
ある日一気に代謝されて、ごっそり落ちるってのが
自分の中で勝手にリンクされてしまいました。

その現象を動かすことによって促進させていて、まさに
落ちるはずの脂肪にたまった水分が抜けるので
「動かすと痩せる」ってことになったのではと考えました。

それがたまたま減量末期で毎年自分の脂肪が最後に
落ちる場所は把握しているビルダーなんかの経験値になり
語り継がれているのかも？？なんて。