by ororo » 2011年6月11日(土) 00:14
トレーニングを始めたばかり頃って誰もが自分のトレーニングについて不安に思うと思います。
いったいどんな種目をやればいいのか、重量設定はどのくらいにすればいいのか、どのくらいの頻度で行えばいのか・・・。
でも一番不安に思うのがフォームについてではないでしょうか?
自分のフォームはあっているのだろうか、そもそも正しいフォームってどんなのだろう。
でもこれを簡単に解決する方法があるのをご存知ですか?
答えは「筋肉について知ること」です。
トレーニングをしている方なら誰でも筋肉の名前ぐらいは勉強してよくご存じだと思います。
それをさらに一歩進めて、筋肉の起始と停止位置、走方向を知るだけでトレーニングが断然やりやすくなるのではないかと感じています。
筋トレって要するに筋肉の伸展と収縮を繰り返して行うことですよね。
単純に筋線維の方向に沿って伸ばしたり縮めたりしてあげればいいのです。
ただそうは言っても、どういう方向に挙げたり、あるいは引っ張ったりすればそれが正しい動作となるのか、わかりにくい部位もあると思います。
そういう時はまず伸展の動作を考えればいいと思います。
いわゆるネガティブの動きです。
たとえば広背筋。
腕を伸ばしてバンザイの動きをすれば、当然広背筋は伸展します。
さらにその手首をぐるっと内側にぐ~っとひねってくると、さらに伸展が増してくるのがわかると思います。
そのまま今度は広背筋をギュッと短くさせる感じで収縮させます。
ポジティブの動作です。
これ、なんの動きだかわかりますよね。
アンダーグリップのラットプルダウンです。
簡単です。
この感覚がつかめれば、ほぼ正しいフォームでやれていると言って間違いないはずです。
ただ注意しなければいけないのは、ポジティブからネガティブにうつる時に決して負荷を抜いてはいけないということです。
最近の私のトレーニングのテーマまさにはこれです。
「常に負荷をかけたまま動作を続ける。」
習得までにはもうしばらく時間がかかりそうです。